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税金・経費

チャットレディの確定申告の項目|勘定科目12個と記入欄

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この記事でわかること

  • 項目は収入と経費の2つしかない
  • 経費の勘定科目12個
  • よく使う4項目の書き方
  • 収入をどの所得区分に入れるか
  • 申告書のどの欄に書くか
  • 迷った項目の寄せ方

「項目」で調べている人が見ているものは、たいてい2つのどちらかです。経費を分類する勘定科目か、申告書のどの欄に書くかです。先に結論を書きます。

結論

経費の項目は自分で決めてよいものです。国税庁が「これを使え」と指定している一覧はありません。

決まっているのは用紙のほうの欄です。白色なら収支内訳書、青色なら青色申告決算書、雑所得(業務)なら申告書の第二表。どの用紙を使うかは所得区分で決まります。

ゆいゆい

科目の名前で悩んでいた時間がいちばん無駄でした。決まっているのは用紙のほうです。

項目は収入と経費の2つしかない

確定申告で書く項目は、分解すると次の3つだけです。

項目 中身
収入 サイトから振り込まれた金額の合計
経費 仕事のために使った金額の合計
所得 収入 − 経費。課税されるのはここ

サイトから振り込まれた額そのものではなく、経費を引いたあとの所得で判定します。会社員の副業なら所得20万円、扶養に入っている人なら所得58万円が意識する線です。

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経費の勘定科目12個

収支内訳書と青色申告決算書には、はじめから科目名が印字されています。チャットレディで実際に埋まるのは、そのうち12個くらいです。

勘定科目 入れるもの 使う頻度
通信費 ネット回線、スマホ代 高
消耗品費 照明、三脚、マイク、衣装、ウィッグ 高
地代家賃 家賃の按分 高
水道光熱費 電気代の按分 高
減価償却費 10万円以上の機材 中
支払手数料 振込手数料、決済手数料 中
荷造運賃 機材や衣装の送料 低
旅費交通費 事務所へ行く電車代 低
新聞図書費 仕事に関する書籍 低
広告宣伝費 宣伝用のSNS広告 低
租税公課 個人事業税、印紙代 低
雑費 どこにも入らないもの 高

印字されている科目のうち、給料賃金・外注工賃・利子割引料・貸倒金あたりは、ひとりでやっているうちは空欄のままで問題ありません。空欄は不備ではありません。

注意

科目名を毎年変えないでください。

去年「消耗品費」に入れたものを今年「雑費」に入れると、前年との比較ができなくなります。名前は何でもよいのですが、同じものは毎年同じ科目に入れるのが唯一のルールです。

よく使う4項目の書き方

通信費

ネット回線とスマホ代です。生活と兼用なので按分します。

按分の根拠 出し方
使用時間 月の配信時間 ÷ 月の総使用時間
日数 配信した日数 ÷ 30日

割合の正解はありません。どう計算したかをメモに残せるかだけが問われます。50パーセントにしたなら、なぜ50なのかを1行書いておきます。

消耗品費

10万円未満のものはここに入ります。リングライト、三脚、マイク、配信用の衣装、ウィッグ、背景の布。1件ずつ分ける必要はありません。日付と金額と品名が帳簿にあれば足ります。

地代家賃

家賃の按分です。面積で割るのが最も説明しやすい方法です。

部屋 按分の考え方
1部屋を配信専用にしている その部屋の面積 ÷ 全体の面積
寝室の一角で配信している 使っている面積の割合 × 使っている時間の割合

全額を入れないでください。生活の場でもある以上、100パーセント仕事用という説明が通りません。

減価償却費

10万円以上の機材は、買った年に全額を経費にできません。耐用年数で分けて計上します。パソコンや高性能なカメラがこれに当たります。

10万円未満で収まるものを選べば、その年の消耗品費で処理できます。始めたばかりなら、無理に高いものを買わないほうが帳簿も楽です。

収入をどの所得区分に入れるか

科目より先に決まるのがこれです。給与所得ではありません。

区分 目安
雑所得(業務) 副業として小規模にやっている
事業所得 継続的で、生活の柱になっている

サイトから受け取るのは業務委託の報酬です。源泉徴収票は出ません。自分で集計します。

結論

判定に迷ったら、最初の年は雑所得で構いません。

事業所得にすると青色申告が選べる一方、事前の届出と帳簿が必要になります。金額が大きくなってから切り替えるほうが現実的です。

申告書のどの欄に書くか

用紙は所得区分と申告の種類で変わります。

申告の種類 使う用紙 経費の書き方
白色・事業所得 収支内訳書 印字された科目欄に金額を入れる
青色・事業所得 青色申告決算書 同上。損益計算書の科目欄
雑所得(業務) 申告書 第二表 収入金額と必要経費を合計額で書く

雑所得(業務)の場合、科目ごとに分ける欄がありません。第二表の「雑所得(公的年金等以外)」の欄に、種目・収入金額・必要経費を書きます。

種目は「業務」「その他」で足ります。職業欄も「個人事業主」「フリーランス」で問題ありません。

注意

欄が合計額だけでも、内訳は自分で持っておいてください。

前々年分の収入が300万円を超える人は、雑所得(業務)でも書類の保存義務があります。1,000万円を超えると収支内訳書の添付が必要になります。

迷った項目の寄せ方

分類に迷う支出は必ず出ます。判断の順番はこうです。

迷ったときの3手順

  • 印字されている科目に近いものがあるか見る
  • なければ雑費に入れる
  • 雑費が経費全体の3割を超えたら、科目を1つ作って分ける

雑費が膨らむと「中身が説明できない経費」に見えます。同じものが毎月出るなら、決算書の空欄に自分で科目名を書いて足せます。「機材費」「衣装費」のような名前で構いません。

そもそも経費になるかどうかは、品目では決まりません。その支出が仕事のために必要だったと自分の言葉で説明できるかだけです。

収入の項目を作るときの数字

収入は振り込まれた金額の合計ですが、いくらになるかの見当を先に付けておくと集計が早く済みます。

DXLIVEの2ショットは公式の料金案内で2.2ポイント/分。1ポイント$2.00なので男性の支払いは約688円/分(1ドル156.25円換算)です。直接契約の還元率30パーセントなら分給約206円、話している時間の時給は約12,375円になります。

状態 ポイント/分 男性の支払い 取り分(30パーセント)
パーティ(1人入室) 1.2 約375円 約113円
2ショット 2.2 約688円 約206円
2ショット+2WAY 3.2 約1,000円 約300円

出典は公式の料金案内(https://www.dxlive.com/first_time03.html)です。

月10万円なら2ショット約8時間ぶん(約206円/分×485分)。経費を差し引いた所得がここから下がるので、年間の所得が20万円や58万円の線をまたぐかどうかは、経費を入れてから判定します。

知恵袋でよく出る項目の質問

同じ質問が繰り返し出ているので、まとめて答えます。

Q. ウィッグは何費に入れますか

消耗品費です。10万円未満なので減価償却は要りません。配信用に買ったものであれば、カツラ・付け毛・カラコン・衣装も同じ扱いです。

普段も使っているものは按分します。「配信のときだけ着ける」と言えるものを分けて買っておくと、説明が1行で済みます。

Q. 項目のルールはどこかに書いてありますか

科目名を指定したルールはありません。国税庁が決めているのは用紙の様式だけです。

守るルールは2つだけです。同じものは毎年同じ科目に入れることと、按分の根拠を説明できることです。

Q. チャットレディは何をする仕事かを申告書に書く必要はありますか

ありません。職業欄は「個人事業主」「フリーランス」で足ります。仕事の中身を書く欄はありません。

Q. 時給いくらで働いたか書く欄はありますか

ありません。申告に使うのは実際に振り込まれた金額の合計で、時給や分給は関係ありません。

時給の話が出てくるのは、いくら稼ぐと申告の話になるかを見積もるときだけです。2ショットの取り分は約206円/分なので、話した時間の時給は約12,375円。これで年間の見込みを立てて、20万円や58万円の線をまたぐかを先に確認します。

よくある間違い

間違い 正しくは
振込額をそのまま所得として申告 経費を引いた額が所得
給与所得の欄に書く 業務委託なので雑所得か事業所得
家賃を全額入れる 按分する
科目を毎年変える 同じものは同じ科目に
10万円以上の機材を全額その年に入れる 減価償却
空欄の科目を埋めようとする 空欄でよい

まとめ

結論

  • 項目は収入・経費・所得の3つに分解できる。課税されるのは所得
    - 経費の勘定科目は12個で足りる。名前は自由、毎年同じものを使うのが唯一のルール
    - よく使うのは通信費・消耗品費・地代家賃・水道光熱費。按分の根拠をメモに残す
    - 用紙は所得区分で決まる。雑所得(業務)は第二表に合計額で、科目欄がない
    - 迷ったら雑費。雑費が3割を超えたら科目を足す

申告はします。そのうえで、職場や家族に知られない納め方は別に用意できます。順番を逆にしないでください。

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科目の名前は誰も採点しません。同じものを同じ場所に入れ続けるだけで、来年がすごく楽になります。

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