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税金・経費

チャトレの経費は何割まで?平均がない理由と家賃・計算例3つ

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この記事でわかること

  • 何割という上限はあるか
  • 平均の割合が出せない理由
  • 割合を動かす3つの要因
  • 自分の経費率を出す3手順
  • 収入別の計算例3つ
  • 割合が高くなったときの確認点
  • 事務所で配信する場合の経費
  • 平均収入の目安と経費率

「経費は収入の何割までなら大丈夫か」は、確定申告の前に一番多い疑問です。先に答えを書きます。

結論

経費に「何割まで」という上限はありません。税法にも国税庁の案内にも、割合の基準は書かれていません。

経費は実際に仕事のために払った金額です。割合で決めるものではありません。

見られるのは割合ではなく、1つ1つの支出を説明できるかです。割合は、自分の申告を見直すための目安として使います。

何割という決まりはない

所得税法では、必要経費は収入を得るために直接かかった費用と定められています(所得税法37条)。割合の上限は書かれていません。

つまり判断の順番はこうです。

順番 考えること
1 その支出は配信のために必要だったか
2 生活と兼用なら、仕事の分だけ取り出したか
3 聞かれたときに説明できる記録があるか

割合は結果であって、先に決めるものではありません。「何割までなら通る」と逆算して経費を足すのは、順番が逆です。

生活と兼用の支出は、業務に必要だったと明らかに区分できる金額だけが経費になります(出典 国税庁タックスアンサー No.2210 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2210.htm )。

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平均の割合が出せない理由

「チャトレの経費は平均で何割」という数字は、公的な統計にありません。当サイトも、働いている人の経費を独自に集計したデータは持っていません。

ネットで見かける割合は、書き手の目安です。平均が出せないのは、人によって経費の中身がまったく違うからです。

違い 経費への影響
スマホだけで配信している 経費は小さい
パソコンや照明をそろえた 買った年に大きくなる
自宅の一室を配信に使う 家賃や電気代の按分が乗る
実家暮らしで家賃を払っていない 家賃は経費にできない
事務所(通勤)で配信している 機材は事務所のもの。自宅の按分は基本なし

同じ収入でも、この組み合わせで経費は大きく変わります。他人の割合と比べても意味がないのはこのためです。

割合を動かす3つの要因

経費率が人によって違う理由を、もう少し分けて見ます。

1. 機材を買った年かどうか

照明やパソコンを買った年は、経費が一時的に増えます。高額な機材は買った年に全額ではなく、数年に分けて計上します(減価償却)。

扱いは国税庁の案内で確認できます(出典 国税庁タックスアンサー No.2100 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2100.htm )。

2. 自宅をどれだけ使っているか

家賃・電気代・通信費は、配信に使った割合だけを経費にします。按分の割合が高いほど経費率も上がります。

3. 収入の大きさ

経費は収入に比例して増えるものではありません。スマホ代や照明代は、稼働が倍になっても倍にはなりません。

収入が増えるほど、経費率は下がるのが自然です。逆に、始めたばかりで収入が少ない年は、機材代で経費率が高く出ます。

自分の経費率を出す3手順

割合は自分で出せます。申告書を作る前に一度計算しておくと、見直しに使えます。

経費率の出し方

  • 1年分の報酬を合計する(振込の記録で確認)
  • 1年分の経費を合計する(按分したものは按分後の金額)
  • 経費 ÷ 報酬 で割合を出す

報酬は振込額ではなく、手数料を引く前の金額を収入に入れます。振込手数料は経費の側に入れてください。

経費は品目ごとに合計しておくと、どこが割合を押し上げているかがすぐ分かります。

収入別の計算例3つ

収入は当サイトの試算を使います。DXLIVEの2ショットは時給換算で約12,375円(男性の支払い1分約688円の30パーセント、1ドル156.25円換算)。月8時間で約10万円になります。

経費の金額は説明のための例です。自分の記録に置き換えてください。

チャトレの平均収入は出典によって幅があります。第三者メディア(東京ライブインマガジン)の目安では次の通りです。実測ではなく目安です。

層 月収の目安
初心者 1〜10万円
3〜6か月 10〜30万円

下の例は、この幅の中の月10万円で計算しています。

例1. スマホだけで配信している

項目 年額(例)
報酬 120万円(月10万円)
スマホ代の按分 2万4千円
配信用の衣装・ウィッグ 3万円
経費の合計 5万4千円
経費率 約4.5パーセント

設備を買っていないので、経費は小さくなります。これが普通です。無理に増やす必要はありません。

例2. 照明とヘッドセットを買った年

項目 年額(例)
報酬 120万円(月10万円)
スマホ代の按分 2万4千円
リングライト・ヘッドセット 2万円
配信用の衣装・ウィッグ 3万円
経費の合計 7万4千円
経費率 約6.2パーセント

機材を買った年だけ割合が上がります。翌年は機材代が消えるので、例1に近い割合に戻ります。

例3. 自宅の一室を配信に使っている

項目 年額(例)
報酬 120万円(月10万円)
家賃の按分 19万2千円(月1万6千円)
電気代・通信費の按分 4万8千円
配信用の衣装・小物 3万円
経費の合計 27万円
経費率 22.5パーセント

家賃の按分が入ると割合は一気に上がります。ここで説明の記録が効いてきます。面積や使用時間の根拠をメモしておいてください。

ゆいゆい

わたしは例1に近いです。スマホとライトだけなので、割合を気にしたことはあまりないです。

割合が高くなったときの確認点

割合そのものに上限はありませんが、高く出たときは中身を見直す合図になります。

確認すること 見るポイント
私物が混ざっていないか 普段も使う化粧品・服を全額入れていないか
按分を高くしすぎていないか 実際の配信時間と合っているか
高額な機材を一度に入れていないか 減価償却の対象ではないか
記録が残っているか レシート・明細・用途のメモ

説明できない経費は、認められないと考えてください。認められなかった場合は、本来の税額との差に加えて加算税や延滞税がかかります。

普段も使うものの扱いは、品目別の記事で線引きしています。

注意

割合を下げるために、使った経費を入れないのも損です。

実際に払った仕事の費用は、漏らさず入れて構いません。大事なのは割合ではなく、記録があるかどうかです。

事務所で配信する場合の経費

事務所(通勤)で配信する人は、経費の中身が在宅とは変わります。部屋や機材は事務所のものなので、自宅の家賃や電気代の按分は基本的に入りません。

項目 在宅で配信 事務所で配信
家賃・電気代の按分 入る 基本なし
機材(照明・カメラ) 自分で買えば入る 事務所のものなら入らない
通勤の交通費 なし 自分で払っていれば入る
衣装・ウィッグ 入る 入る
通信費 按分で入る 配信に使っていなければ入らない

事務所で配信する人の経費率は、在宅より低く出るのが自然です。在宅の人の割合と比べないでください。

レシートは割合より先に残す

割合を計算できるのは、1年分の記録が残っているときだけです。確定申告の時期にまとめて集めようとすると、半分は見つかりません。

残すもの やり方
レシート 月ごとの封筒に入れ、端に用途を書く
カード・通販の明細 レシートをなくしたときの代わりになる
家賃の按分 面積の計算と間取り図を一緒に保存

記録の残し方は、上で紹介した帳簿の記事に詳しく書いています。

経費が増えると申告の要否も変わる

確定申告が必要かどうかは、報酬ではなく所得(報酬から経費を引いた額)で判断します。会社員の副業なら、所得が一定額を超えるかどうかが境目です。

経費をきちんと入れると所得が下がるので、申告が要るかどうかの判定にも関わります。ただし、住民税の申告は別に必要になる場合があります。

メルレの経費も同じ考え方

メールレディも、「何割まで」の上限はありません。スマホだけで完結することが多いので、経費の中心は携帯代の按分になり、割合はチャットレディより小さく出やすくなります。

まとめ

結論

  • 経費に「何割まで」の上限はない。税法にも基準はない
    - 平均の割合は公的な統計にない。機材・住まい・働き方で大きく変わる
    - 経費率は経費 ÷ 報酬で自分で出せる。見直しの目安に使う
    - 機材を買った年や家賃を按分する場合は、割合が上がって当然
    - 見られるのは割合ではなく1つ1つを説明できる記録
    - 事務所で配信する人は家賃の按分が基本なし。在宅と比べない
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